味皇
2025/04/06 12:16
アシタカになった気分で
妖怪とか鬼といった中世の伝承と対したとき、私なんかはどうしても「農村とそこにいきる農民たち」の生活文化や天災との対決、言い伝えをイメージしてしまいますが、みなさまはどうでしょうか?
この本では、鬼伝説と金工の関係について、綴っています。
もののけ姫に登場するタタラ場みたいな舞台です。
日本人の一般的な原風景である農村と、なんとなく想像はできるけどどこか別世界な感覚のタタラ場が、当時どうやって関わり合って、どうして鬼や妖怪の伝承が生まれたのか思いを馳せる。
装丁の迫力に飲まれてなんとなくジャケ買いしましたが、かなり遠くへ連れて行ってくれる、ボリュームたっぷりの1冊でした。
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投稿を表示かっこいい本ですね。
中の文がが昔の文体なので、読むのすごいです!自分には難しそうです。