味皇
2025/05/12 17:52
ジロ デ イタリア開幕!③
自転車を題材にした小説には思い出深いものが多く、でも、まず人に勧めるとしたらということであれば(渋々ながら)この2冊に絞り込めます。
『サクリファイス』
売れっ子・近藤史恵先生の代表作だし、コミカライズもされてるので、自転車競技に興味のない方もご存知かもしれません。
社会派ミステリーというジャンルは、その性質上、題材に対して負の側面からアプローチするので、普段なじみのない世界をリアリティたっぷりに体験する手段として、合理的だとしみじみおもいます。
『男たちは北へ』
こちらは、自転車が題材のハードボイルドなロードムービーです。マッチョな菊次郎の夏とでもいうべきか。
読めば、心の中の「男の子」が頭をもたげ、無謀な旅にでたくなること請け合いです。
私は、この小説の影響で、国道4号線を日本橋からひたすら自転車で北上する旅にでました。
※ 仙台についた頃には、心の男の子は奥羽山脈の露と消え、夢から覚めた中年は重すぎる荷物と化した自転車を抱えて新幹線で帰還しました
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投稿を表示自転車競技!
大好きです!
紹介ありがとうございます😊
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投稿を表示面白そう、ロマンがありますね。お気に入り登録しました!
サクリファイス
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男たちは北へ
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