様々なマグログッズを身に着けるくらいマグロを食べるのが大好きな高校生、みさきが港でキハダマグロを釣り上げ、喜んでいたら、釣ったキハダマグロが少女の姿に変身してしまうというお話です。

釣り上げられたまぐろちゃんは、マグロ界の掟だと言って、釣り上げられた人に食べられたいと言い出します。

みさきはマグロは食べたいが、人は食べたくないと頑なに拒否します。

もともとは捕食者、被食者という関係の2人は、同居生活を通して、徐々に近づいていきますが…。

キハダマグロのまぐろちゃんの他にも、みさきの友達や、カジキマグロやクロマグロも登場し、物語は進んでいきます。

マグロが登場人物でないとあり得ないギャグも多々あり、とても面白いです。

話の設定がユニークで興味を持ち、購入しましたが、最後は考察のしがいがある、衝撃的な展開でした。😮　

そして、1巻の最初を読むと、しっかり伏線が張ってあったことにさらに驚きました。

個人的には、最近のきらら系漫画はこのような展開もあるのだなとびっくりしました…。また、2巻で終わってしまったので、もっと長く続いて欲しかったとも思いました。

ネットでは『ミノタウロスの皿』を思わせるという意見もあり、なるほどと思いました。

興味を持った方は是非。

マグロちゃんは食べられたい！/はも(芳文社/まんがタイムKRコミックス)全2巻