
家族シアター(辻村深月・講談社文庫)
ブックオフで見つけた本みくじ!
何が入っているかわからない、ワクワクを楽しめます。
文庫本1冊+おみくじクーポン付きで220円!
私のおすすめ本は、本みくじで引き当てた 辻村深月さんの『家族シアター』
(あらすじは最後に載せておきますね)
辻村深月はカメレオンです。
老若男女、ありとあらゆる人になれる作家さん。
頑固な親父、生意気な女の子、家族を想うおばあちゃん、オタク少年…
いほんな人の心を見透かして、誰にでも化けてしまうから、なんと恐ろしい人!
そんな辻村さんが綴る家族の物語『家族シアター』は、控えめに言ってほっこりの頂点!
『ツナグ』を好きな方に、ぜひ読んで欲しい1冊。
7つの物語から、ひとつだけご紹介しますね。
『1992年の秋空』
正反対な小学生の姉妹のお話です。
姉のはるかは、友達付き合いに熱心な6年生。
妹のうみかは、夢に向かって自分を貫く5年生。
変わり者の妹に頭を悩ませるはるか目線で描かれています。
もうね、あったかい世界!
たった10年余の人生ですよ、小学生って。
大人から見れば「かわいいこと言ってんねw」って、にこにこしちゃうような世界。
でも、彼女たちにとっては一世一代の告白だったんじゃないかな?
「オバサンにもそういう時期があったよ」
そんな懐かしさもあって、温かい気持ちで読み終えました。
他のお話も含めて、ドキドキ・ハラハラって印象はありません。
眠るまえに読むのがおすすめの、ゆったりとした物語ばかりでした。
私のおすすめの一冊を紹介しました。
「私も読んだ、これ良かったよね!」
「この一冊を読んでほしい!」
ってコメントいただけたら嬉しいです☺
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!
<あらすじ>
近くにいるから傷つけ合う。遠くにいてもわかり合える。
大好きだけど、大っきらい--読めばきっと、あなたの「わが家」に帰りたくなる。
真面目な姉を鬱陶しく思う妹。
趣味で反発し合う姉と弟。
うまく息子と話せない父。
娘の考えていることが理解できない母……
あなたの家族もこの中に。家族を描く、心温まる全7編。
(講談社BOOK倶楽部より)
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投稿を表示投稿ありがとうございます!
本みくじ、ワクワクしますよね!
ざくろさんのあらすじがスッと入ってきて、辻村深月さんは読んだことがないのですが、読んでみたくなりました😉
そしてすごい、文字の装飾も完璧に使いこなされている…!
参考になりました…!(そこ?)
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